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チビ助の文化祭…

昨日、チビ助の学校の文化祭がありました。

実は、今回僕ら家族には大きな目的がありました。

それは「チビ助の学園祭に僕の両親、妹を呼ぶ」こと。

先日もブログで少し触れたように、僕の両親、とくに

父はチビ助出生後、ほとんどチビ助と関わることなく

いままで来ました。

僕との思考の食い違いによる確執もありましたが、

本質は「チビ助をかわいそうで見ていられない」と

いうことでした。

チビ助を見ていられない=近づかないと思える言動を

少しでもチビ助、父の双方に今後”いい”ようにして

あげる必要があると思い、今回、チビ助の「日常」や、

おかれている「環境」を見てもらおうと今回の文化祭に

誘いました。

学校には様々な障碍を持ったお子さんがいます。

様々な境遇のご家族がいます。

様々な環境をサポートしてくださる先生方がいます。

そんな中、ほんの少しづつですが、発育している

チビ助がいることを理解し、障碍をもって生まれ、

病院で蘇生し、ほとんど動かなかったあの頃の

チビ助とは変ってきていることを見て欲しかったからです。

あいにく当日は僕の両親とも会社の出社日でした。

そこをどうにか午前中の少しだけ、会社を抜け出て

きてもらうよう事前に段取りしてもらっていました。

チビ助の公演が始まり、遅れてきた僕の両親と妹は

わずか十数分のステージを黙ってみていました。

公演が終わり、「仕事だからすぐ帰る」と急ごうとする

父を説き伏せ、チビ助が学校や自宅で先生方の協力で

作り上げた作品の展示場へ連れて回りました。

一通り見た父は一言も発しないまま、母と妹に付き沿われ

そそくさと帰っていきました。

いったい何を思い、どう考えたことでしょう。

僕の母、妹はチビ助に数回ですが、自宅にも会いに

来てくれていました。

でもチビ助がいる環境を実際に見るのは初めてでした。

3人が帰宅の途中、どんな話をしていたかは

わかりません。

でもこれが、今後チビ助と僕の両親らにとっていい方向に

向うキッカケになってくれればと切に願います。

一方、僕とチビ助、チビ助ママはそのまま学校に残り

チビ助のお友達のママと、チビ助の先生と学校中を

めぐりました。

小学部だけでなく、中学部、高校部の生徒さんの

作品を見てまわり、お母さんがたの出店なども見ました。

障碍の有無にかかわらず、すばらしい作品や、見ごたえの

ある展示物の数々。

実に見ていて圧巻でした。

子供たちの想像力の無限さ、発育のすばらしさ、

高校部の生徒さんの作品に至っては、芸術家も

圧巻するほどの力強さ、精密さを感じました。

知的レベルの発育スピードなどは健常なお子さんと

違うのかもしれません。

だけどその子の生まれ持ったスピードで、確実に

個性の花を咲かせていくことが見て取れます。

障碍があるから隠す、隔離する、目を覆うのは

簡単ですが、それはそのお子さんにとっても、

主体者本人にとっても実に不幸なことです。

そのことを特に、僕の父にわかってほしかった。

理解を得られ、チビ助に手を差し伸べてもらえる

まで行くにはもう少し経験と時間が必要かもしれません。

もちろん、僕と父の会話ももっともっと必要です。

チビ助ママに宿った、来年生まれ来るであろう小さな命も

そうした偏見やわだかまりを感じることなく生まれ来て

ほしいと思います。

たとえ彼(彼女?)に障碍があったとしたらなおのことです。

否定されず、気持ちだけでも受け入れてもらえるよう

僕も希望を捨てず、腹を立てず、前向きに対話し続けて

いこうと思いました。

自宅に帰り、撮影したビデオをチビ助を囲んで見ました。

余興として太鼓の演奏がありましたが、その音に反応し

チビ助がほとんど動かない腕をビデオの太鼓の音にあわせ、

一生懸命上下させ、いっしょに楽しんでいるように見えました。

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