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この「エビ野郎!」って言うけれど・・・

週末、春先に話題になった映画を見ました。

「第9地区」という俗にいうB級SF映画?です。

ある時、南アフリカ上空に大型のUFOが到着

するところからストーリーは始まります。

主人公は生真面目な管理責任者で、あるとき

難民化し、特定区域での居住を許されたエイリアンとの

接触で次第に問題が大きくなっていきます。

「えっ?!」と思ったのは、ここに出てくるエイリアンは

見てくれこそ大型のエビそっくりでグロテスクではありますが

「難民」であり、すなわち「弱者」であること。

それが南アフリカという舞台でかつての「アパルトヘイト」を

想像させるようです。

もし、もしもこのエイリアンを「人」に置き換えたら・・・

そんな思いが私の頭のなかに冒頭から沸いてきました。

「見た目」の悪さや「取り巻く環境」の劣悪さ、そうしたものが

更に偏見を呼び、それを「悪」と見立て攻撃するひと、そして

攻撃されるひと。まるでいじめの構造が戦争に発展していく様を

見せられているように思いました。

最後に主人公は人間からエイリアンに変身してしまうのですが

その「見てくれ」とは裏腹にもともとの妻に対してスクラップ等で

こしらえた小さな「花」のオブジェを玄関先に残していきます。

変わりきった外見の中にまだ「人間」で会った頃の心はそのまま

変わってなかったってことなのでしょう。

先日書きました「普通」云々にも通じますが、とかく目の前の

情報(視覚や聴覚)にばかり頼り、

「大切なものは実は目に見えないところにある」ことを忘れきった

現代人への批判ともとれるように思いました。

インターネットで地球上のあらゆる情報が検索できる時代が

もうすぐそばまで来ています。

「情報」も極めて大事な時代ですが、それ以上に「感じる心」を忘れずに

「見た目」に囚われず、本質を見極めて共感し、つながっていくことが

これからは大事なような気がしました。

この映画に興味をもたれた方は非常にグロテスクなシーンも多いので

気をつけて見てください!お子様にはちょっと刺激が強いかも?!

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

  感謝です。<(_ _)>

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