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やって来たアイツ

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昨日、我が家に人工呼吸器が

やって来ました。

長年、訪問診療の医師たちから

導入を勧められてきたものです。

通常の人の呼気中の二酸化炭素濃度が

チビ助の場合はここ数年で完全に

異常値なんだとか。

もし救急で入院になりさえすれば

即日集中治療室でしばらくは

出てこれないほどの値なんだと。

ただ、毎週自宅に訪問リハで

来てくださっている呼吸リハの

先生も、月1で経過観察している

国立病院の担当先生の何人も、

東京都の障害児施設の先生方も

「まだ自発(呼吸)しっかりあるし、

血中pHも自力でバランス取れてる

から、イザとなってからで充分

でしょ。」と先日まで言って

くださっていました。

ですが、毎日の経過をみる私達両親も、

毎日のように入っていただいている

訪問看護師さん方も、チビ助の体調が

崩れた際の排痰がだいぶ弱くなって

きたことは感じ始めていました。

平常を上げるのか、緊急事態に

備えるのかでは目的が違います。

今の状態をどう見るか、とは

我々ビジネスでも、経済や、税務など

でも単年で捉えるのと、経過で捉える

のとでは違うように対処が異なります。

だから見解の相違があって然るべき

なのですが、導入、というかお試し

のような感覚もある事を担当医に

説明し、今回の導入というはこびに

なりました。

チビ助の医療費助成が無くなる年齢に

近づいたことも検討材料には確かに

ありましたし、導入による改善症例も

たくさん聞かされました。

「人工呼吸器」=(イコール)「生かされてる」

というイメージも僕らの中では

強かったのも事実です。

何も、ほとんど意思表示も、身動きも

自力でできないチビ助が、いくつかしかない

自分で出来る「呼吸」を代わりにやって

もらうことは「生かされてること」と

同じに思えるからです。

そんな葛藤と、毎日の夫婦での口論にも似た

導入か否かの話し合いの末、今日を

迎えました。


自発呼吸があるうちは、無理につければ

窒息させられるほど苦しいと言います。

ですから1日10分のお試しから、徐々に

慣らしていくようです。

慣れてきたら、肺のトレーニング開始。

排痰が今迄以上にできるよう、

度重なる肺炎の末、硬く、縮まった肺胞を

少しづつ膨らませられるように

慣らして、戻していけるらしいのです。

すっかり萎んでパリパリに乾いてしまった

風船を時間を掛けて、元の、空に浮かぶ

ように戻すようなイメージらしいのですが

そこまでチビ助が頑張ってくれるかが

期待されるところです。

さて、いっぺん導入を決めたわけですから

これからコイツとどう付き合うか、

どうやってコイツとともに生きる

チビ助をこれから楽しませてやるか、

親としてやれるのか、をこれから

練っていきます。

自宅は残念ながら、狭さがますます

この新しい相棒のおかげて病室化が増し

窮屈になりました。

さて、さて。もうすぐ満月です。

新月と、満月の日の願いは叶いやすいと

言われています。

そして更に、願いが届きやすいと言われる

Force timeと言われる時間帯の真っ只中。

チビ助の残りの人生を、どうやって

楽しませてやるか、親としてどうやって

一緒に楽しんでいかれるか、を今夜は

独り、想像を馳せたいと思います。

最後までお付き合いくださり、

誠にありがとうございました。

あなたに巡りあえたご縁に感謝致します。

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